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長谷川晴彦さん(39回) 018年9月20日(木)

梅若研能会 定例会公演  14:00~  開場13:20

 セルリアンタワー能楽堂 

11人(舞台前の写真に写る会員9人と会員家族2人)で観劇に行って参りました。

長谷川さんの声が空気を震わせて伝わってきます。 笛も魂に響くような不思議な音調でした。

観劇のあと、恒例の会食会では水谷靖さんの能面のお話しほか、楽しい時間を過ごすことができました。

 

 ~ 能「三輪(みわ)」~

大和国三輪に住む玄賓僧都(ワキ)のもとへ来た女(前シテ)。請われるままに衣を恵んでやり住処を聞くと、三輪山杉の辺りと言い残し姿を消す。僧都が神木の杉に赴くと衣が掛かり、その裾に神託の和歌が記されていた。やがて巫女姿の三輪明神(後シテ)が現れ、三輪の妻訪い、天照大神の岩戸隠れ、など神話を物語ると、神楽を舞うのだった。



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事前講座 能「三輪」みどころ講座 2018年9月9日(日)11:00~13:30 

場所:梅若万三郎家能舞台(小田急線下北沢徒歩10分)

hasegawa@nohgakudan.jp.090-3339-6559 長谷川 

能のみどころ講座に行って参りました。代々木上原の住宅街の中にある能舞台は、静かな厳粛な雰囲気であり、間近で能舞台を独占した気分も味わえたなかなかない機会でした。長谷川さんのお話は、古事記に書かれている神話の解説を交え 三輪の見どころを分かり易く解説して下さいました。賓僧都、天照大神の岩戸隠れ、地方創生論の話も興味深かったです。またきらびやかな衣装や伝統ある能面も見せて頂く貴重な体験でした。

精神的に日常とは異なる落ち着いたゆったりとしたひと時を味わうことができました。

(⇒上の「能「三輪」みどころ講座」をクリックすると、講座のyoutubeが開きます)

 



2018年2月19日 水谷 靖さん(22回)

 「能楽の里」として知られる福井県池田町の能面美術館で、本年度新設した第1回全国創作面公募展にて応募総数229点の中から最優秀賞を受賞しました。受賞作品「山姥(やまんば)」は、見開いた目や高く出た頬骨、大きく開いた口が印象的であり、遠くを見つめるような女性の面「巴」、平らで幅広いくちばしの「鶏」も出展されました。

 同公募展は池田町と町教委が本年度、能面師が曲の意味を考えて作る創作面を初めて募集し、能楽創生期の面を手本に作る「写し」が主流とされる能面世界において、能面師が自ら考えて打つ創作面の公募展は画期的ということです。水谷さんおめでとうございます!
 

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第1回全国創作面公募展(水谷靖氏)
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2017年4月16日(日) 国立能楽堂 長谷川晴彦さん(39回)観世流

 正式な能舞台の鑑賞は初めての同窓生中心に11名が参加しました。公演後に楽屋を訪問することになっていた能面師の水谷さんに付いていくと、舞台裏や衣装を見せて頂く企画があり、貴重な経験を味わうことができました。帰りに近くのレストランにより、ビール・ワインと楽しい会話で盛り上がり、時の経つのを忘れそうでした。能楽の話題はさておき、とりあえず『能楽を楽しむ会』の誕生の幕開けとしましょうか。 

梅若研能会 橘香会公演 2017年4月16日(日)13:00~  国立能楽堂 

事前講座 2017年4月2日(日)10:30~12:00 初心者向け講座 14:00~15:30 より楽しむための講座

場所:梅若万三郎家能舞台(小田急線下北沢徒歩10分)

長谷川晴彦さん(高39回)hasegawa@nohgakudan.jp.090-3339-6559 長谷川

大学生の時に能楽と出会い職業として能楽師になることを目指し、現在はシテ方観世流能楽師(梅若研能会所属)として公演の他、銀座を拠点とし、トークセッションや体験コーナーを取り入れユニークな発想で能楽普及につとめる「銀座能楽団」の中心メンバーでとして、また「掛川市ふるさと親善大使」にも任命され、東京を中心に掛川市、磐田市等でも活動されています。